北海道芦別市では、閉校した小学校の建物と敷地を”原則無償譲渡”として利活用してくれる事業者を募集しています。(2023.09.17記)
平成2年築2階建て校舎と16,840平方メートルの敷地を無償譲渡
北海道の旧産炭地「芦別市」では、2014年に閉校した「旧常盤小学校」の有効活用を図るために、利活用事業者を募集しています。
平成2年築の2階建て校舎(プール付き)と敷地が対象で、原則として無償譲渡となります。
校舎は、平成2年築の鉄筋コンクリート造2階建てで、床面積は1,718.19平方メートル。
敷地は、公衆用道路も含め16,840.77平方メートルとなっています。
募集期間は、2023年11月30日まで
芦別市では、2023年8月に旧常盤小学校の校舎と敷地について利活用事業者を募集していましたが、希望者が現れなかったため入札を中止していました。
今回、条件が無償譲渡ということになりましたが、市民生活の向上、又は地域経済の活性化等に寄与する事業であることや、敷地内にある記念碑等を現存のままとすることなどの条件がありますので、募集内容をよく確認してください。
募集期間は、2023年11月30日までです。
公式情報:芦別市公式サイト
旧常盤小学校がある場所
旧常盤小学校がある芦別市常磐町293番地は、芦別市の中心市街地から北西(赤平市寄り)に約5km。
周辺は畑作地に囲まれており、グラウンドの向かいには寺院があるほか、近くにパンケ幌内川が流れています。
また数百メートルから先は深い森林地帯が広がっており、自然豊かな場所です。
アクセスマップ・地図
芦別市立常盤小学校の沿革
芦別市立常盤小学校は、1894年に寺子屋式教育による安楽寺説教所として開校。
1947年に中学校を併置し、班渓小中学校に。1952年に名称を常磐小中学校に変更後、1988年に中学校が閉校し、常盤小学校となりました。
2014年に芦別小学校と統合し、常盤小学校は閉校しました。
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