2020年6月、北海道十勝エリアの北部のまち上士幌町にシェアオフィスがオープンします。町では、首都圏などから長期休暇中のテレワークなどに利用してほしいとPRをスタートさせる予定です。
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上士幌町とは
上士幌町は、北海道十勝管内の北部に位置し、人口約5,000人の緑豊かなまちです。観光では熱気球のまちとして有名で、北海道遺産にも選ばれた「士幌線コンクリートアーチ橋梁群」でも有名です。
この上士幌町ですが、平成28年度には、ふるさと納税で21憶円を集めるなど「地方創生」のトップランナーとして注目されています。
筆者の記憶が正しければ、自治体のSNSが珍しかった時代に、町職員がTwitterで情報発信を始めて、それが面白いと話題になったことがありました。
何事も恐れずに挑戦する素地が、そのころからあったのでしょう。
北海道では、札幌市以外は過疎化がに歯止めがかからない状況の中、上士幌町は、人口増を実現したという驚きのまちなんです。
シェアオフィス開設準備中
上士幌町で、町が2019年度に建設したシェアオフィスが間もなく開設されます。
観光地としても有名な「ナイタイ高原牧場」を一望できるロケーションで、首都圏をはじめとした町外の都市部の人たちのテレワークに使われることを想定しています。
町では、準備が出来次第、利用を受け付けたいとしています。
北海道建設新聞によると、今回、開設するシェアオフィスは、2階建て延べ159平方メートルで、フリーアドレス席や会議スペース、キッチンなどを備えて、町職員が常駐するとのこと。
場所は、上士幌町東3線247-4
利用時間は、9:00~18:00、料金は1時間500円からの設定とのことです。
アクセスマップ・地図
現在のところ(6月2日現在)、上士幌町の公式サイトでのアナウンスが無いので、名称は不明ですが、判明次第、追記いたします。
なぜテレワークの拠点づくりなのか
新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から首都圏をはじめとしてテレワークが推奨されています。
このようななか、上士幌町では、テレワークが可能なサテライトオフィスを整備するなどして、移住や雇用を促進する「生涯活躍のまち 上士幌シェアオフィス整備計画」を進めています。
上士幌町では、リモートワーク、輪―ケーション等を促進し、働き方改革を目指す企業との連携を図りながら、移住の促進につなげたい考えです。
ちなみに、「ワーケーション」とは、ワーク「仕事」とバケーション「休暇」を組み合わせた造語で、都市部で働く人が休暇中に旅行先でテレワークにより仕事をするケースを想定しています。
テレワークの環境が整っていると長期休暇を取りやすいというメリットがありますね。
長期休暇中の旅行で訪れた北海道の上士幌町で、しばし滞在しながらテレワークなんて、素敵じゃありませんか。
上士幌町では「SBドライブ株式会社」と連携して、自動運転バスの実証実験なども行われています。さらに、ドローンやロボットによる遭難救助などの研究も進められています。
これらの取組も、「かみしほろシェアオフィス」と同様、ITによるイノベーションを町おこしに活用しようという上士幌町ならではの発想なのですね。
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