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本来北海道にいないはずのヤマトシジミが道南地方に生息域を広げている

本州以南に生息する蝶である「ヤマトシジミ」が道南地域で相次いで見つかっています。(2023.09.17記)

2019年に140匹、2023年に10匹を確認

北海道における「ヤマトシジミ」は、これまで、2017年に上ノ国町で1匹、2018年に松前町で8匹をはじめ、2019年には函館市内の昆虫愛好団体「道南虫の会」の調査により140匹が確認されています。

2023年9月14日付の北海道新聞によると、函館市内の高校生が函館市内の弁才町で「ヤマトシジミ」を発見したことから、「道南虫の会」の会員が合流しさらに調査したところ、弁才町と汐首町で計10匹を確認したということです。

「ヤマトシジミ」は、もともと本州から南西諸島まで広く分布していますが、今世紀に入ってから青森県まで北上し、分布を広げています。

近年、道南地方での確認が相次いでいますが、移動能力に乏しい小さな蝶であり、どのようにして津軽海峡を渡ったのかは不明です。

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