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JR根室本線(花咲線)の秘境駅「初田牛駅」跡にモニュメント設置【北海道根室市】


2019年3月15日に廃止されたJR花咲線の初田牛駅跡に、モニュメントが設置されました。(2019.07.04記)

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このことは、2019年7月4日付けの根室新聞で報じられており、「地域住民の要望に応えてJR北海道釧路支社が設置したもので、同駅の沿革と旧駅舎が描かれている。」と書かれていました。

根室本線の秘境駅「初田牛駅」利用者の減少で約1世紀の歴史に幕

ヒグマの目撃例もある荒涼とした原野のなかに、鉄道林に守られるように小さな駅がありました。

1920年(大正9年)11月10日開業の初田牛駅の廃止が決まったのは2018年のこと。既に失われてしまった木造駅舎の代わりにプレハブの待合室がありました。

根室本線の秘境駅として鉄道ファンがたびたび訪れるものの、2013年~2017年の1日の平均乗降者数はわずか0.2人だったといいます。

そして、2019年3月15日、最後の営業を終え、99年、約1世紀の歴史に幕を下ろしました。

<Facebookページ「Nemuro Field Note (旧:根室市地域おこし協力隊)」より>

住民側が廃止後にモニュメント(記念碑)的なものを要望

2018年11月15日に開催された初田牛駅廃止にともなう住民説明会では、住民側も「利用実績が少なく廃止はやむを得ない」と理解を示しましたが、「地域住民としては寂しい。駅廃止後も、ここに初田牛駅があったことを残すモニュメント的なものを設置できないか」との要望をJR側に寄せていました。

これを受けてJR側も「町会側の提案にできるだけ沿うよう努力したい」と述べていました。

駅は無くなっても、ここにかつて人の営みがあり、多くの人の思い出が眠っていることを忘れないようにしたいものです。

【関連記事※当サイト外】
・初田牛駅廃止 住民説明会開く【根室】2018.11.16根室新聞
・JR初田牛駅に“ありがとう”の気持ちを込めて2019.03.04

初田牛駅跡のアクセスマップ・地図

住所 北海道根室市初田牛340番地5

アクセスマップ・地図(航空写真)

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