自然と馬が共生する「ユルリ島」を守りたい。市民団体が支援の呼びかけ。クラウドファンディング2018.08.31まで【北海道根室市】

北海道のとある無人島の自然環境を保全しようと、クラウドファンディングで支援を呼び掛けている活動があります。目標達成まであとわずか。しかし申込期限もあとわずか。

プロジェクトを主催する団体では、目標金額を達成すべく支援を呼び掛けています。

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無人島「ユルリ島」には野生化した馬がいる

北海道根室市の沖にある無人島「ユルリ島」には、野生化した3頭の馬がいます。

このことについては、当ブログでも2018年3月に記事化したところです。

hokkaido.lomo.jp

コンブ漁の動力として持ち込まれた馬は、多いときで30頭いました。その後、エンジンの導入でやがて不要となりましたが、本土に返したら「肉」にされてしまう、と当時の漁民たちがは馬を島に残し野生化した馬たちの世話を続けてきました。

その馬も、とうとうあと3頭に。長い間、馬とともに育まれてきたこの島の自然は、馬と絶妙なバランスを保ちながら、希少な植物や営巣する野鳥と調和しています。

微妙な自然環境のバランス

素人考えでは、「真の自然に帰るのだからそれでいいのでは?」と思いがちです。

しかし、どうなのでしょう?北海道では、エゾオオカミが絶滅したことなども影響し、エゾシカが増えすぎたり、生息地を追われたヒグマが人里に出没したり。

既にバランスが崩されている状態において、ユルリ島では、人為的に持ち込まれた馬が、増えすぎるイネ科の植物を抑制し、多様な植生を維持する役割を果たしているのではないでしょうか。

この島固有の自然環境ではないかもしれませんが、失われゆく北海道の自然を補完するかのように、この島には、多様な生態系が保たれるために、適当な数の馬が暮らしていることが必要なのです。

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プロジェクト「誰も入れない幻の島。鳥・花・馬が共生するユルリ島を守りたい!」資金募集内容

高齢化した馬3頭を残すのみとなったユルリ島に、その自然環境を守るために、新たに馬を移入しようと、動き出した団体があります。

2017年に市民有志により発足した「根室・落石地区と幻の島ユルリを考える会」では、専門家を交えた勉強会を重ねた結果、若い牝馬を移入し、ユルリ島での生き方を受け継ぐのが適当と判断しました。

馬1頭を移入させるのに100万円、2頭目を移入するのに合計200万円の費用がかかります。

「根室・落石地区と幻の島ユルリを考える会」では、この費用をクラウドファンディングで集めようと試みています。

readyfor.jp

寄せられた支援金は、すでに160万円(2018年8月17日現在)に達し、最終目標の200万円まであとわずかとなっています。

締め切りは、2018年8月31日の23時。

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