※当サイトは、Googleアドセンスプログラムに参加しています。また、アフィリエイトプログラムによる商品広告を表示する場合があります。

水族館が希少種コガネオオトカゲを展示_密輸押収個体引き取る【北海道室蘭市】

ワシントン条約附属書Ⅱ掲載種であるコガネオオトカゲが北海道登別市の水族館「登別マリンパークニクス」で2016年11月23日から公開されています。

20170120_02イエロー02

本件を報じた2016.11.25の北海道新聞地方版(室蘭・胆振版)
※著作権への配慮から画像は小さくしてあります。




これは、2016年8月にタイから密輸され関西空港に持ち込まれた3匹のうちの2匹。同年11月にも、日本人女性がタイからカメ、トカゲ、ワニなどを密輸出しようとして野生動物保護法違反の罪で逮捕される事件があり、日本国内での希少種の需要が暗躍していることが分かります。

コガネオオトカゲ(黄金大蜥蜴、Varanus melinus)は、爬虫綱有鱗目オオトカゲ科オオトカゲ属に分類されるトカゲです。
インドネシア広域に発生した野火により、近年発見され1997年に新種記載されたたこのトカゲは、別名イエローヘッドモニターとも呼ばれ、成長するごとに発色が良くなる美しい体色からペットとしても人気が高いということです。最大で1メートル以上に成長し、取引価格は約5万円~15万円程度、寿命や約10年とのこと。

20170120_02イエロー

画像出典/Wikipwdiaより
Wikipediaコガネオオトカゲ

東南アジアでは、近年になっても多くのオオトカゲ類の新種が発見されており、非常に限られた分布域であることから、ドイツの水族館などでは、世界動物園水族館協会(WAZA)によって援助を受けて、絶滅の恐れがあるオオトカゲ類の研究や繁殖に取り組んでいる例があります。

今回の件でトカゲを引き取った水族館においても、単なる展示ではなく、種の保存のため繁殖の研究などに取り組んでくれることを期待せずにはいられません。

■登別マリンパークニクス
住所 北海道登別市 登別東町1丁目22
電話 0143-83-3800
公式サイト http://www.nixe.co.jp/

スポンサーリンク



にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 北海道情報へ
にほんブログ村

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする