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日本ソーイング北海道工場が2020年9月末で閉鎖_新型コロナの影響【芦別市】


芦別市上芦別町の「日本ソーイング北海道工場」が2020年9月末で閉鎖されることが分かりました。

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北海道新聞が日本ソーイング北海道向上の閉鎖を全道版で報じる

従業員81人を解雇

これは、2020年7月14日付け北海道新聞が報じたもので、新型コロナの影響を伝える話題として全道版に掲載されました。

オーダースーツの国内大手「銀座山形屋」の縫製を100%になっている「日本ソーイング」ですが、新型コロナウイルスの影響で受注が減り、国内の製造拠点を集約するために北海道工場の閉鎖を決めたとのこと。

昭和41年、石炭産業からの転換を目指し誘致

日本ソーイング北海道工場は、1966年(昭和41年)、北海道芦別市上芦別に東京オーダーソーイング北海道工場として開設。

当時、石炭産業からの転換を目指す芦別市の誘致に応じ、地元の雇用を吸収、現在従業員81人を抱えています。

日本ソーイングとは

オーダースーツの銀座山形屋の縫製を担う

親会社の東京オーダーソーイングが大阪オーダーソーイングを合併し、「日本ソーイング株式会社」が誕生。その後、「ジェスロ株式会社」を母体として再編が行われ、「株式会社銀座山形屋」となったようです。

全国に4工場を操業

細かい経緯は分かりませんが、現在の「日本ソーイング」は、「銀座山形屋」の縫製を担う100%子会社で、北海道芦別市、岩手県一戸町、福岡県飯塚市、岡山県玉野市に工場を構えています。

芦別市の北海道工場では、7月8日から夏季休業に入っており、従業員81人には7日に解雇する方針を伝えたとのこと。希望者には岩手工場への異動を検討するとしています。

筆者が見た日本ソーイング


筆者が小学校5年生まで過ごした、北海道芦別市上芦別町。ベニヤ合板などを製造する木工場など昔からの産業のほか、50年代には、「富士電業」、「幸電子工業」など、旧産炭地振興のために誘致したと思われる事業所が操業を始めていました。

「日本ソーイング」もその一つ。ちかくにビニールを使ったクッション材を作っている工場もあったように記憶しています。

「タングロン」と大きく書かれた大型トラックが行き交っていました。たしか炭鉱を退職した方が始めた事業でしたね。

小学校では「炭鉱が栄えていたころは、芦別にも人口が7万人以上もいた」と習い、子ども心に多くの人が大変な思いをして生きているのだと感じたものでした。

小学6年生の時に芦別を離れ、1990年代に、大人になってから再び訪れたときには、日本ソーイングのすぐ近くの「宝来軒」で、冷やしラーメンを食べました。

「宝来軒」で働いていたご婦人が私の幼少時を覚えていてくれて、感動したのを覚えています。

そのとき、斜め向かいに、「エイト交通」がまだ営業しているのを確認。店の外に出て、おそらく日本ソーイングも目に入っていたと思います。

その日は、平日でしたから、従業員の皆さんは働いている最中だったのでしょう。

調べると、今でも、路線バスのバス停に「日本ソーイング前」という名称があるのですね。バス停の名称は残るのでしょうか。ちょっと気がかりです。

■日本ソーイング北海道工場
住所 北海道芦別市上芦別町38-57

アクセスマップ・地図

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コメント

  1. 暇なマ より:

    昭和41年生まれですが中学校卒業して就職する優先的先が日本ソーイングさんと長靴のAsahiゴム記憶有りますね