
画像出典/写真ACからの写真
釧路市内のラーメン店主たちが、スケソウ(スケトウダラ)ダラの未利用部位から出しをとったラーメンの開発を進めています。
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このことは、2019年12月20日付けの北海道新聞(道東版)に掲載されたことで、多くの人が知ることとなりました。
スケソウ(スケトウダラ)とは
スケトウダラは、北太平洋に広く分布し、かまぼこをはじめとする魚肉練りモノの主原料として多く使われています。
このスケトウダラのアラは、加工の過程で捨てられますが、良いダシが出ることはよく知られていました。
棒タラ(干したもの)を味噌味の汁物に入れたらカジカ汁のようにとても美味しくいただけます。
「釧路ラーメン麺遊会」加盟7店の店主らが開発
捨てられているアラを活用
釧路市内のラーメン店主らで作る「釧路ラーメン麺遊会」では、加工の過程で捨てられるアラを何とか活用できないかと、同会所属の7店が2019年10月から開発を始めました。
<麺遊会のFacebookより>
スケソウからは、良質のダシが取れるとはいえ、同時に臭みも強いため、この臭みを抑えるための方法を編み出そうと試行錯誤しています。
2020年2月頃の販売を目指す
北海道新聞の記事よると、コリアンダーやターメリックなどのスパイスを使うなどし、鶏ガラとスケソウの両方の風味を感じられるようにすることが目標だとか。
<麺遊会のFacebookより>
釧路麺遊会のFacebookからの最新情報では、「スケソウラーメン」の提供開始は、2020年2月頃の予定とのこと。販売する店舗も検討中。
ちなみに韓国には、スケトウダラのラーメンが即席麺として販売されているようです。
この韓国の即席めんは、イマイチだったようですので、釧路麺遊会の皆さんの開発力に期待しながら完成を待つこととしましょう。
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