「白樺樹液」は北の大地の聖水か。健康・美容効果&料理やコーヒーにも


ロハスな生活志向が見直されている昨今、食べ物や体に直接触れるものなどを天然素材、自然素材にこだわる人が増えています。

そんな中、「白樺樹液が良いらしい」なんて話を聞いたことありませんか?

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そもそも「白樺樹液」って何?

「白樺樹液」とは文字通り樹木である白樺(シラカバ)の樹液です。

カエデ類から採れるメイプルシロップやカブトムシやクワガタが群れる樹液のイメージと異なり、白樺樹液はさらりとした水のよう。

白樺樹液が採取されるのは、まだ雪が残る4月頃。長い冬の間眠っていたシラカバの木は、芽吹きの季節を前に、雪解け水をぐんぐんと吸い上げ始めるのです。

そのシラカバの木が吸い上げた水の一部を、幹に穴をあけて採取したものが「白樺樹液」なのです。

白樺(シラカバ)とは、どんな樹木?

白樺は、カバノキ科カバノキ属の落葉樹で、シラカンバまたはシラカバと呼ばれます。

分布は温帯から亜寒帯地方。本州では高原や山の上へ行かなければ見られませんが、北海道では平地でも普通に自生しています。

寒い地方の樹木ですから、北欧やロシアでもポピュラーな樹木で、フィンランドでは国のシンボル的な樹木となっています。

花粉症といえば本種ではスギ花粉が一般的ですが、北海道では春にはるとシラカバの花粉アレルギーを発症する人が多いです。

白樺樹液はこんなことに使われている(利用・用途)

そのまま飲む


北海道では、かつてアイヌ民族が、水場がない場所で野営する際の、炊事の水に用いてきました。

ミネラルが豊富に含まれることから、北欧やロシア、韓国や中国では古くから健康飲料・漢方薬として利用されてきました。

便秘・利尿作用・胃腸病から痛風・リウマチ・湿疹などに効果があるとされています。

天然のキシリトールを含む白樺樹液は、ほんのり甘く感じられ、ロシアがソ連だった時代には、ジュースの代わりに飲む人も多かったのだそう。

コーヒーとの相性も良いようで、トマムの星野リゾートでも提供されているようです。

化粧水や化粧品に


保湿成分を含むことから最近では、化粧水や美容液として商品化もされています。

イギリスのヴィクトリア女王も使用していたと言われる白樺樹液。

北欧から輸入されるスキンケア商品は、瑞々しい透明感のある肌へ導いてくれます。

料理に使う「白樺樹液しゃぶしゃぶ」

ほとんど水みたいですが、ほんのり甘い「白樺樹液」。料理に使うと一段と食材が美味しく感じられるのだそうです。北海道民にも一般的ではないですから、あの大泉洋さんもビックリ。


十勝地方では、「白樺樹液のしゃぶしゃぶ」を提供している飲食店があるようです。美味しくて健康的で、しかも美容効果もあるんですって。

白樺樹液を使ったビールが北海道で誕生した

水の代わりに白樺樹液を使ったクラフトビールが北海道美深町で誕生しました。

日本最北のビール醸造所「美深白樺ブルワリー」

日本の白樺樹液の約90%にあたる年間90トンを超える白樺樹液を採取・販売している美深町に、2018年、東京から移住してきた人が、クラウドファンディングを利用するなどして、ゼロからクラフトビール事業を立ち上げました。

こうして立ち上げられた「美深白樺ブルワリー」は、日本最北のビール醸造所。

2019年9月7日に開催された「美深クラフトビアフェス2019」で白樺樹液を使ったクラフトビール4種類が披露されました。

2019年9月11日付けの北海道新聞(名寄・士別版)によると、いずれも美深町内のシラカバから採取された樹液を2~3%使用しているということです。

※白樺樹液を入れることで、法律上は、ビールでなく発泡酒扱いとなっています。

「白樺樹液」のお取り寄せはネット通販で

白樺樹液は、4月頃のほんの限られた時期にしか採取できないものです。しかし、瓶に詰められたものが流通しており、ネット通販で購入することができます。

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