筆者作につき、見栄えはイマイチかもしれませんが・・・
安価でこんなに素晴らしい食材があったのか！！
北海道生まれ北海道育ちの筆者が強烈にお勧めする食材は、「ニシンの切り込み」
高級食材でないが故に注目度低いんですが、高けりゃ旨いってわけじゃないんです。リーズナブルな価格で、こんなに素晴らしい食材があることを多くの方が知らないなんて悔しい！
仮に高値が付いたりなんかしたら、みんな飛びつくでしょう？どうして？安くて旨くて最高の「にしん切り込み」に目を付けないなんて、みんな損してる！
北海道グルメのテレビ番組を見ると、どれもこれも、イクラとカニ、ウニばっかり。どうして？どうして？高いもの売りたくて仕方ないの？騙されちゃいけません。旨いものは他にもあるんですから。
この記事にたどり着いたアナタ！「ニシンの切り込み」を試してみない手はありません！
そのままでも、もちろんおいしいのですが、今回の記事のテーマは、「ニシンの切込みを使えば絶品パスタができる！」です。ぜひお読みください。
庶民の味「ニシンの切り込み」は高級食材顔負けの旨さ
北海道には、季節を問わずスーパーマーケットに並んでいる「ニシンの切り込み」を使えば、だれでも簡単にアンチョビを使ったような美味しいパスタが作れるのです。
調味料は一切不要。「ニシンの切り込み」さえあれば誰でも簡単に絶品パスタが作れるのです。
調理時間も短く、休日の昼食や、おもてなしの時などに、さっと作ったら、大絶賛間違いなしです。
「ニシンの切り込み」とは
北海道や東北地方では馴染み深い珍味「切り込み」。
生魚を包丁で切り刻んで塩と米麹で漬け込み熟成させた塩辛のような食べ物。
「切り込み」は、ご飯のお供に、日本酒のアテに最適。その「切り込み」の代表格が「ニシンの切り込み」です。
ニシンの切り込みはこうして誕生した
写真／テレビ番組より 風連湖のニシン
その昔、江戸時代の後期から北海道はニシン漁で栄えた時代がありました。今でも港町に残された「鰊御殿（にしんごてん）」と呼ばれる豪邸が、その時代の隆盛を物語っています。
ニシン漁で賑わった時代の北海道では、大豆などを使った穀物醤油よりも魚を原料にした魚醤を作る方が手軽でした。
その魚醤づくりを応用したものが「ニシンの切り込み」です。
魚醤を作る過程で、ほどよい旨さになったニシンの身をご飯のお供などとして、また冬の貴重なタンパク源として食べられてきたのです。
ニシンの切り込みってどんな味？
「切り込み」は、生魚を切り刻んで塩と米麹で漬け込んで熟成させたものです。
「魚醤」を作る過程なので、旨味成分のアミノ酸が豊富に含まれている一方、「魚醤」ほど強烈でないにしろ独特の生臭さを嫌う人もいます。
イカの塩辛を美味しいと思う人なら、間違いなく、その美味しさを楽しめます。
似たものとして、カツオの内臓を発酵させた「酒盗」がありますが、「ニシンの切り込み」は、発酵期間が短く、匂いもそれほど強烈ではありません。子どもだって抵抗なく食べられます。
筆者も子供の頃からよく食べていました。昔は、小骨がたくさん混じっていましたが、最近の商品は小骨も少なくとても食べやすくなっています。多くの商品は数の子も入っていてコリコリとした食感も楽しめます。
ニシンの切り込みは、イカの塩辛のようにご飯に乗せて食べるのが一般的。そして、日本酒のツマミとしても抜群の相性です。
さらに、アンチョビの代用として、ペペロンチーノ風のスパゲティの味付けにも使えます。
チーズとあわせておつまみに
チーズや大根おろしとの相性も良く、ウイスキーとの相性も抜群。それぞれに自由に工夫して食べられます。
【レシピ】ニシンの切り込みパスタを実践！簡単で超絶品
さて、本題ですが、「ニシンの切り込みパスタ」を作っていきましょう。
超簡単！なのに激ウマ！「ニシンの切り込みパスタ」は味付け不要。切り込みの塩分と旨み成分が調味料の代わりになります。
「ニシンの切り込み」さえあれば、あとはどのご家庭にもあるトウガラシ、ニンニク（ガーリック）、有り合わせの野菜などで、すぐに作れます。
【材料】
しめじ、小松菜、ニシンの切り込み。切り込みは塩分が強いので、量は控えめに。
・パスタ（スパゲティ）
・ニシンの切り込み
・シメジ
・小松菜
・オリーブオイル
・一味唐辛子
・にんにく（ガーリック）
オリーブオイル、ガーリック（にんにく）、一味唐辛子。 チューブのおろしにんにくでも可。
【作り方】
１）パスタ（スパゲティ）を茹でる
２）フライパンにオリーブオイルを敷き、ニンニク（ガーリック）と一味唐辛子を入れて熱する（弱火～中火）。
３）具材（ニシンの切り込み、しめじ、小松菜）を投入して20秒ほど炒める（中火）。
４）パスタ（スパゲティ）を投入し、全体に絡めて出来上がり。
※パスタは、あらかじめ湯切りしている場合は、茹で汁を少々加える。
※鍋から直接フライパンに移す場合は茹で汁不要。
※お好みで、タバスコや粉チーズをかけてお召し上がりください。
今回使用したのは、函館のサンスイ食品(株)の商品
「ニシンの切り込み」の購入方法
「ニシンの切り込み」は、北海道でしたらほとんどのスーパーマーケットで取り扱っています。瓶詰は、イカの塩辛などと同じコーナーにあるかと思います。
パック物は鮮魚コーナーに置いてあることもありますね。北海道以外でも、東北地方でしたらスーパーマーケットでポピュラーな商品かもしれませんが、ネット通販ならいつでも購入可能です。
地元民がこんなにおすすめしているのに、注目度低くって悔しい～。大手マスメディアにはかないませんからね。でも、この記事に出会った人なら解ってくれるはずです！そう信じたいと思います！
もちろんお取り寄せ可能。数の子入りがおすすめ
一般家庭向けには300～450ｇで
■鰊きりこみ 300g(数の子入)ニシンとカズノコを塩と糀で漬け込んだ生珍味です。北海道の伝統郷土料理。にしんの糀漬け(鰊の切り込み 酒の肴 ご飯のお供)
ニシンの身だけじゃあ、振り向いてくれないのなら、コレ、数の子が入ってますから！300gで1,360円 ホント美味しいから、だまされたと思って食べてください。
■鰊の切り込み 450g (ニシンの切込み 辛口) お得用 北海道の伝統珍味 にしんの糀漬け (酒の肴 ご飯のお供 小樽かね丁鍛治) きりこみ。450gで1,340円。こちらも数の子が入ってますよ。
全国の居酒屋の皆さん。定食屋の皆さん！
■【北海道直送】 にしん切込み 180g×6個入 塩辛 麹 珍味 丸三北栄商会 1.2kg
3,999円 ちょっと、本州で居酒屋経営している方がいらっしゃったら、コレお店に出してくださいヨ。みーんな「ええ？コレ何？ウマ過ぎなんだけど！」と驚愕間違いなし。
■にしん切り込み(180g×6個)×1箱 (甘口造りのニシン切込み) 【出荷元:北海道四季工房】約1kgで 3,150円。定食屋さんでも、漬物に添えて出してみてくださいヨ！ぜひぜひ反応を聞きたいです！
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