セイコマートのカップ麺シリーズの新商品として2019年6月17日に新発売となった「しびれ系!麻辣麺(マーラー麺)」は、「花椒(ホワンジャオオ)」というスパイスの辛みを全面に打ち出した超個性派カップ麺です。
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金色のパッケージが危険な雰囲気
新商品
しびれ系!麻辣麺 pic.twitter.com/VW7DfNpQ5j— セイコーマート (@Seicomart_) 2019年6月23日
パッケージには、「豆板醤の旨み、花椒(ホワジャオ)のしびれ」というキャッチフレーズが刻まれています。
辛い食べ物といえば、赤色をイメージカラーにすることが普通ですが、「麻辣麺」のパッケージは、なぜか金色。
この危険な香りのするセイコーマートのカップ麺「麻辣麺」についてリポートします。
花椒(ホワジャオ)とはどんなスパイス?
豆板醤は、おなじみの調味料ですが、あまり聞きなれない「花椒」が気になりますね。
「花椒」とは、主に中華料理で使われるスパイスで、これを使った代表的な料理が四川料理の麻婆豆腐です。
日本風アレンジの麻婆豆腐では、あまり「花椒」の風味を感じませんが、「本格四川料理」などとうたっている中華屋さんで麻婆豆腐を食べた際に、「山椒が効いているなあ」と思ったことはありませんか?
四川料理に使われる「花椒」は、日本の山椒と区別する意味で、「四川山椒」あるいは「中国山椒」と呼ばれることもあります。
日本の「山椒」は、実だけでなく若葉や幹の皮など様々な部分を使うことで辛みよりも風味全体を重視するのに比べて、一方の「花椒」では果皮のみを使用するため、強烈にしびれるような辛みがあります。
「しびれ系!麻辣麺(マーラー麺)」を食べてみた
さて、セイコーマートのPB商品「しびれ系!麻辣麺(マーラー麺)」を購入してみました。
中華料理を連想させない不思議な色合い。
エネルギー274kcal、食塩相当量は3.6gです。
開封するとこんな感じ。後入れのスープが付いています。他は、普通のカップ麺と変わりない様子ですね。
後入れのスープは赤色をしていますが、全体の色はそれほど変わりません。
どんな刺激が待っているのでしょうか。
エスニック風ともいえる個性派カップ麺
おお!なかなかクセのある風味です。
激辛料理というと唐辛子の風味が強いものが多いですが、この商品は、辛みを「花椒」に頼っているせいか、かなり不思議な感じです。
本場の中華料理でも、これほど「花椒」が主張する場面は、そう多くないのではないでしょうか。
「花椒」入れすぎ注意だが中毒性あり
近年のパクチーブームのように、じわじわ「山椒」や「花椒」ブームが来ているといわれています。
パクチーと同様に、風味そのものが苦手な人、大量に使用することには抵抗感のある人は多いと思います。
しかし、時々、エスニック料理を食べたくなる人のように、たまに風変りな料理で刺激を得たい人にはうってつけです。
筆者も、毎回食べる気にはなりませんが、ときどき刺激が欲しい時には、思わず買ってしまうかもしれません。
「山わさびラーメン」とセットでいかが?
これまでも、揮発性のツーンと来る辛みが特徴の「山わさびラーメン」がヒットしているセイコーマートのカップ麺ですが、同じ辛みでも“しび辛”は、ジワジワピリピリする辛さです。
「しびれ系!麻辣麺(マーラー麺)」の登場で、セイコーマートのカップ麺がますます注目を集めそうです。
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