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北海道芦別市では、閉校した野花南小学校（のかなんしょうがっこう）を利活用する事業者を募集しています。原則として無償譲渡ですが、市民生活の向上や地域活性化に寄与することなどの諸条件があります。（2021.06.04記）（2022.12.21追記あり）
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旧校舎を原則無償譲渡
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野花小学校は、1898年明治31年12月、私立額南簡易保育所として創立され、2014年に上芦別小学校に吸収統合する形で閉校となるまで116年にわたる歴史を刻んできました。
今回、活用する事業者を募集している旧校舎は、昭和63年建築、体育館は平成2年の建築。
そのため、建物や設備に相当の劣化が予想され、このことに伴う対応は、あくまで利活用者の責任と費用でおこなうものとしています。
ところで、芦別市といえば俳優の水谷豊氏が幼少期を過ごした場所。1959年に野花南小学校に入学しているそうですね。
利活用事業者を募集する物件
旧野花南小学校
（１） 土地
・芦別市野花南町661番1 地目：学校用地 地積：13,079.00㎥
・芦別市野花南町3455番 地目：雑種地 地積：31.00㎥
・芦別市野花南町3456番 地積：雑種地 地積：751.00㎥
用途地域：白地、建ぺい率：60％、容積率：200％
（２） 建物
・校舎 鉄筋コンクリート造２階建 床面積：1,909.46㎥
・体育館 鉄骨造 床面積：824.55㎥
・付属施設：プール、駐輪場、物置、記念碑及び記念植樹
※ 記念樹及び記念碑については保存することとする。
募集期間
令和３年６月１日から令和３年９月３０日まで※ 募集期間終了後は、随時受付とする。
譲渡の形態
原則、無償譲渡とする。引用／芦別市
その他、諸条件がありますので、詳しくは、芦別市の公式サイトをご覧ください → こちら
なお、本記事で紹介の旧校舎のほかに、上記リンク先に旧職員住宅という物件も掲載されいます。
＜2022.12.21追記＞
2022年12月、芦別市は、旧野花南小学校の施設と敷地を市内の米穀販売業の「加藤農場」に無償譲渡しました。
「加藤農場」では、校舎を改修し酒造会社と協力しながら米麹の研究開発などに活用するとのことです。
■旧野花南小学校
住所 北海道芦別市野花南町
アクセスマップ
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