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厚岸ウイスキー醸造開始_3年後の出荷を目指す【北海道厚岸町】

東京で食品の輸出入をおこなう堅展実業(代表取締役樋田恵一)が北海道厚岸町に建設したウイスキーの蒸留所「厚岸蒸留所」が2016年11月から醸造に着手しています。



日本のウイスキーといえば、サントリーが有名ですが、ニッカの創業者である竹鶴政孝を題材にした朝ドラ『マッサン』(2014年NHK総合テレビで放映)効果で、日本のウイスキーが再評価されていますが、それより以前の2007年に秩父市に新蒸溜所を設立した「ベンチャーウイスキー社」のブランド「イチローズ・モルト」が世界的評価を受けたことも近年のウイスキーブームの背景にあるようです。

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画像出典
厚岸蒸留所

さて、厚岸町に設立された「厚岸蒸留所」では、既に生産が始まっているとはいえ、実際に出荷されるのは最短で3年後とのこと。それまでは、胸をワクワクさせながら妄想を膨らますしかありません。

ところで、なぜ、厚岸町なのでしょうか。厚岸町は釧路から車で約50分、人口1万人の小さな町ですが、牡蠣の生産で有名です。「厚岸」はアイヌ語で「かきのある所」という説もあります。

良質のウイスキーを製造するには、温度、湿度、水の質、良質なピート、澄んだ 空気など様々な条件があるのだそう。厚岸の海霧と湿原からの湿潤な気候がイギリスのアイラ島のようなウイスキー作りに最適ではないか、そして良質なピートが入手できることも重視されたものと思われます。

ピートはモルトウイスキーの香りを特徴づける重要な材料。ピートの煙で麦芽を乾燥させ、そのいぶした香りが麦芽につくことによって、ウイスキー特有のスモーキーな香りが生まれます。

道内で新しいウイスキー蒸留所が稼働するのは、ニッカウヰスキー余市蒸溜所(後志管内余市町)以来、80年ぶりとのことです。

厚岸の牡蠣を食べながら厚岸のウイスキーが飲める日が来るのが待ち遠しいですね。

■厚岸蒸留所 公式サイト
http://akkeshi-distillery.com/

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