北海道のオホーツク海など寒い海に生息し、これまで食用として流通していなかったオオカミウオをご当地グルメにしようと売り出す取り組みが北見市ではじまり、既に飲食店などで提供されはじめています。
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一般に流通していなかったオオカミウオ
オオカミウオは、日本ではオホーツク海沿岸など寒い海域の水深50~100メートルほどの岩や岩礁がある環境に生息しています。
成長すると体長2mもの巨体になることもあり、釣り人たちはこれを狙って、オホーツク海へやってきます。
釣り人達の間ではおなじみのオオカミウオですが、一般には流通していません。
これまでもホッケ漁の時などに交じって漁獲されることがあるそうですが、量が少ないうえに、すぐに活締めしないと臭いが残るなど処理に手間がかかるため、その多くは海に戻されたり畑の肥料などに使われることが多かったとか。
そのオオカミウオですが、実はヨーロッパでは、ごく普通にフライや煮込み料理として使われているというのです。
北海道北見市でご当地グルメに
オオカミウオバーガー、ご当地グルメに 北見の飲食店と漁協連携、売り出し 白身魚の淡泊な味わいhttps://t.co/GbQkZZcvYC pic.twitter.com/Q25528qXxa
— 北海道新聞 (@doshinweb) June 14, 2019
北海道の北見市では、これまで食用として利用されていなかったオオカミウオをご当地グルメとして売り出そうと、常呂漁協の底網部会と飲食店が協力してメニュー化に成功しています。
そして、2019年5月からは、「オオカミウオバーガー」として提供されるに至りました。
また、スーパーマーケットの東部イーストモール端野では、切り身や唐揚げなどとして提供しています。
北見市観光協会では、7月にも飲食店関係者向けにオオカミウオを含む複数のフィッシュバーガーのお披露目会を開く予定で、地元の新しいグルメとして育ってほしいと期待を寄せています。
オオカミウオが食べられるお店・売っているお店
■ほたる家(ほたるや)
住所 北海道北見市北五条西4-11 ソシアルプラザビル 1F
販売品目 オオカミウオバーガー
公式サイト
■東武イーストモール端野
住所 北海道北見市端野町三区572-1
販売品目 切り身、唐揚げなど
公式サイト
オオカミウオの唐揚げ!
惣菜コーナーに何気なく置いてあった(゚∀゚)
初めて食べたけど、身のしっかりしたタラみたいで
おいしかった(^o^)/
#惣菜 pic.twitter.com/b0b8nnyFjV— うえりん (@_uerin) May 9, 2019
オオカミウオを釣るには
オオカミウオの釣り体験を書いたブログ記事を読んでいくとかなりの高い確率で登場するのが、オホーツク海・知床・ウトロ港の遊漁船「牛若」です。
オオカミウオ狙いの個人乗合便が運航されていますので、下記サイトでスケジュールを確認のうえ申し込むと良いでしょう。
・牛若公式サイト
また、札幌市白石区にあるルアー専門店の「ノースキャスト」でも遊漁船をチャーターしてのツアーを実施しています。来店して相談できるので安心感がありますね。
・ノースキャスト公式サイト
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