「コープさっぽろ」(本部・札幌市西区)では、2018年5月末より来店客による店内撮影を解禁しており、SNS全盛時代に対応した新たなPR手法の模索を始めています。
このことについては、特段プレスリリースされていないようですが、北海道の経済情報サイト「リアルエコノミー」が2018年6月20日付記事で報じたことにより多くの人が知ることになりました。
そこで、筆者の生活圏内にある「コープさっぽろ平岡店」(札幌市清田区平岡公園東3丁目1-5「ルミネ平岡」内)に様子を見に行ってみました。
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まさに「インスタ映え」美しい陳列に感激
スペース的に余裕がありそうな店舗なので、陳列棚の”エンド”には、このような大量陳列が目立ちます。
「カリカリ梅」でさえも、このとおり。思わずスマホで撮影して友達や家族に見せたくなりますね。
お菓子コーナーは、華やかです。
季節感をしっかり演出
訪問したのは、お盆を控えた8月上旬。いたるところに、この「盆の市」という紫色のディスプレーがあり統一感が演出されていました。
夏ですから、麦茶は必須ですね。
ガラナとリボンナポリン、久しぶりに懐かしいあの味を飲んでみようかと思わせられます。
デザインを楽しんでいるかのような陳列。買い物も楽しくなります。
「インスタ映え」するように色彩の鮮やかな商品を上手に活用しています。
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直売所を意識した野菜売り場
野菜売り場は、他のスーパーよりも目線の低い位置に陳列しているのが特徴。お客の視界にはたくさんの鮮やかなな野菜たちが飛び込んできます。
このコンテナさえも、立派なディスプレイですね。
コープらしく生産地にはこだわりがあります。
インスタグラムを始める店舗も出現
さて、お盆用にちょっと贅沢なお酒でも買ってみましょうか。
「リアルエコノミー」の記事よると、コープさっぽろでは、全108店舗で店内撮影を解禁し、陳列ディスプレイなどをSNSを使って組合員同士が情報発信することにより来店に繋げたい考えとのことです。
さらに、「コープさっぽろあいの里店」(札幌市北区)では、」店舗独自でインスタグラムを始めています。
多くの人にとってスーパーマーケットとは、生活必需品を購入する場所で、楽しみとしてのショッピングの場ではないかと思いますが、「コープさっぽろ」のこの取組によって、スーパーマーケットに新しい時代が到来するかもしれません。
「コープさっぽろ」とは
「生活協同組合コープさっぽろ」は、その名のとおり「共同組合」。組合員が出資して生活レベルの向上を目的に各種事業を行っています。
スーパーマーケットとしての「コープ」は、言ってみれば「共同購入」のことであり、消費者の立場にたった安心・安全な食品の提供に力が注がれています。
「生活協同組合コープさっぽろ」1965年(昭和40年) に 「札幌市民生活協同組合」として発足。各地域の市民生協を統合しながら大きくなり、2007年(平成19年)には、道内全ての地域生協の統合を完了し、108店舗を抱える巨大組織となっています。
■生活協同組合コープさっぽろ
本部 札幌市西区発寒11条5丁目10番1号
公式サイト
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