日本では北海道だけに生息するエゾシロチョウの幼虫~サナギ~羽化までを自宅庭で観察記録を掲載いたします。(2022.01.07 記)
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エゾシロチョウとは
北海道には、モンシロチョウのほかに、エゾシロチョウという白い蝶がいます。日本では北海道だけに生息していますが、ロシアや韓国などのアジア大陸側にもいます。
エゾシロチョウは、モンシロチョウと異なり羽根には黒い紋がなく、ハネ脈が黒いのが特徴です。幼虫も、モンシロチョウのような青虫ではなく毛虫です。時に大量発生して怖がられることもあるようです。
そんなエゾシロチョウが昨年(2021年)春~夏に、筆者の自宅庭で羽化したので、その際の記録を掲載いたします。ちなみに場所は札幌市です。
5月27日~ 枯れ枝につかまったまま動かない
小さなカエデの木以外に樹木の無い我が家の小さな庭ですが、いったいどこからやってきたのでしょう。この場所でエゾシロチョウの幼虫を発見したのが5月27日でした。上の写真は6月3日、枯れ枝につかまったまま動かなくなって7日目の様子です。
6月4日 サナギになる
6月3日の朝、気が付くとサナギになっていました。
6月17日 羽化前日の状態
6月17日、サナギの色は以前の写真と比べると黒っぽくなっているのが分かります。
6月18日 ついにエゾシロチョウが羽化した
6月18日の朝、エゾシロチョウが羽化していました。サナギの期間は14日、ちょうど2週間でありました。
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