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珍しい?ピンク色のバッタの発見例_原因、場所、値段・価格など興味津々【北斗市・石狩市ほか】

北海道内でもたびたび発見されて、その都度話題になっているピンク色のバッタ。この記事では、その真相に迫ります。(2021年10月2日 記)

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北海道内で発見され報道されたピンク色のバッタ

北海道北斗市でピンク色のヒナバッタの幼虫を発見(2021年)

2021年の夏、北海道北斗市でピンク色のバッタが発見され、UHB(北海道文化放送)で紹介されました。

www.uhb.jp

ピンク色のバッタの種類が存在するのではなく、種類としては、どこにでもいる「ヒナバッタ」。色素の突然変異と考えられています。

2020年には石狩市でピンク色のバッタを発見

2020年7月には、石狩市厚田で発見されたピンク色のバッタがHTB(北海道テレビ放送)で紹介されていました。有識者によると、なかなか発見できない珍しい現象だということです。

どうしてピンク色になるの?

そもそも、どうしてピンク色になるのでしょう?

魚類の鮭は、ピンク色のエビなどを食べるため身がピンク色になると言われています。バッタも食べ物が原因でピンク色になるのでしょうか。

このことについての回答は、どの有識者も口をそろえて、「色素の突然変異」と言っています。

「エリスリズム(erythrism)」(赤髪症)と呼ばれる現象

バッタはもともと、緑色、茶色のほかピンク色の色素も保有しています。多くは周辺環境に合わせて緑色や、茶色になりますが、突然変異で緑色が弱い個体ではピンク色が強く出てしまうのだとか。

この現象は、「エリスリズム(erythrism)」(赤髪症)と呼ばれ、バッタ以外の他の生き物でも確認されています。

ピンク色のバッタは外敵に発見されやすいため、捕食されてしまう可能性が高く、発見されるピンク色のバッタの多くは幼虫なのだそうです。

ご紹介したピンク色のバッタはいずれも「ヒナバッタ」の幼虫でしたね。がんばって成虫まで育ったでしょうか。なんだか心配になってきました。

全国のピンク色のバッタ発見例

画像出典/タウンニュース

2011年8月、2012年6月、北海道沙流郡日高町/種類不明
2014年8月16日、群馬県高崎市/ヒナバッタ
2015年7月12日、鹿児島県奄美市/クビキリギス
以上、参照:バッタ専門図鑑

2015年8月、北海道沙流郡日高町/ヒナバッタ
参照:ひだかこもれび農園 農園日記

2017年9月、2018年7月、千葉県東金市/クビキリギス
参照:千葉日報

2020年5月13日、横浜市/ヒナバッタ
参照:タウンニュース

2020年6月、大阪府豊能郡能勢町/種類不明
参照:生き物サーチング

2020年8月、神奈川県相模原市/オンブバッタ
参照:相模原市立博物館の職員ブログ

2021年9月5日、長崎県佐世保市若葉町/オンブバッタ
参照:msnニュース

2021年9月10日、鳥取県米子市/クビキリギス
参照:中海テレビ放送

ピンクのバッタを発見しやすい場所は?

そもそも、どういう場合に色素の突然変異が起こるのか、明確な見解はありません。ただ、上記の発見例でいうと、ピンク色のバッタは、全国どこでも見つかっています。

北海道では、バッタの生息密度ではヒナバッタやイナゴが多いかと思いますが、上記の発見例ではヒナバッタが多いことから、一般的にバッタが多い普通の草地で探してみてはいかがでしょうか。

ピンク色のバッタの値段は?

ピンク色のバッタの価格について、具体的な相場の記述があるサイトは発見できませんでした。マニアの収集家なら高値で買い取ってくれる場合は、あるかもしれませんね。SNSで買い取ってくれる人も呼びかけるのも手段の一つかもしれません。

いずれにしても、ピンク色のバッタも懸命に生きている生き物ですから、大切に愛情をもって接しましょう。

<2022.10.03追記>10月3日朝のNHK総合テレビ「おはよう日本」でも紹介されていましたね。北海道はもう秋で、バッタは少なくなりましたが、来年こそは見つけてみてくださいね。

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chin.press

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