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札幌市内でクワガタを探すなら南区がおすすめな理由~採集のポイントなど


この記事では、札幌市内でクワガタを探すのなら南区が一番良い、ということについて解説します。

北海道の田舎(複数個所)で少年時代を過ごした筆者は、小学生、中学生時代、夏ともなれば毎日クワガタ捕りに明け暮れていました。

クワガタが居そうな場所は、なぜか「臭い」で分かるまでになりました。

そして、札幌在住歴30年。日常の生活圏で、その「臭い」がする場所は、ほとんどありません。ただし、南区からは、ほのかにその臭いが漂ってくるのです。

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クワガタ捕獲・採集スポット情報は誰も公開しない

札幌市内でクワガタを探すにはどこへ行ったら良いのでしょう。Yahoo知恵袋などでも同様の質問が多く寄せられていますが、具体的なスポット・場所については、釣りや山菜と同様、誰も答えてはくれません。

それは、ネットで情報が拡散すると、第三者の採取者が殺到し、情報提供者の利益が損なわれますし、質問者も恩恵にあずかれないからです。

そして何より、特定の場所に採取者が殺到することで、自然への影響も心配です。

ただし、大まかなエリアとしてなら、札幌市内のクワガタスポットは何といっても南区であることはいうまでもありません。

次に、南区のポテンシャルの高さを地図で見てみましょう。

大規模な森林地帯と連続しているエリアを探す

札幌のような都市部でクワガタ捕獲スポットを探すには、大規模な森林地帯と連続した森林を目指すのが肝要です。

たい肥があれば繁殖できるカブトムシと異なり、クワガタの幼虫は朽木の中で育ちます。倒木が処理されてしまうような管理の行き届いた森林や緑地帯は、クワガタにとって住みやすい環境では無いのです。

森林の分布を航空写真で確認

まずは、この航空写真をご覧ください。

<Googleマップよろ「札幌市南区」>

赤線で囲われたところが札幌市南区です。

キャンプ等で支笏湖を訪れたことがある人は分かるかと思いますが、支笏湖周辺の深い山々はクワガタの宝庫です。

札幌市南区には、このエリアと連続した森林があります。

もうひとつ航空写真をご覧いただきましょう。

<Googleマップより「野幌森林公園」>

この航空写真では、道立自然公園野幌森林公園が確認できます。

野幌森林公園は、大都市近郊の平地林としては規模的には大変貴重であるといわれていますが、それにしても、、やはり陸の孤島です。

もちろん2019年には北広島市~江別市にかけてクマ騒動があったくらいですから、周辺の公園とは比べ物にならないくらい自然が残されています。

しかし、支笏湖から続く森林とは、国道36号付近、国道274号付近で分断されており、「緑の回廊」と呼ばれる森林の連続性は、心もとないものです。

やはり南区はクワガタ率が高い

航空写真でご覧いただいたように、札幌市南区は、支笏湖周辺の深い森林と直接つながっています。このことがとても重要なのです。さらに、山々を源流とする中小の河川が多いことも、強みです。

いきなり山奥に挑まなくても、上記のような森林に接していますから、5chや2ちゃんねるの書き込みを見ると、住宅街の近くでも、次のようなスポットが浮かび上がってきます。

自衛隊西岡演習場、十五島公園、西岡水源地の奥の方、駒岡の清掃工場・・・。

※藻南公園、南区の果樹園やら浄水場があるあたりは、カブトムシ。

ただし、常に人通りのある場所では、クワガタが集まりやすい場所があったとしても、先に誰かに発見されている確率も高いので、頻繁に通える人向きでしょう。

週末に子どもを連れてクワガタ捕りを楽しむようなシチュエーションを想定して、出かける先を札幌市内に限定するのであれば、まずは南区に照準を当てて、その中から場所を選定すると良いでしょう。

車などがあまり通らない、細い林道沿いや、護岸沿いに歩行可能なところなどを進むと、それなりの環境が見つかると思います。

そして、次の章以降で説明するポイントを探してください。

クワガタ採集の時期(北海道)

まず、北海道でクワガタ採集に適している時期は、7月、8月です。もちろん、その前後でも採集できます。

その後、温かな部屋で飼育した場合、雪が降る頃まで生きています。また、コクワガタは成虫で越冬する個体も多いです。

クワガタ探しのポイント

クワガタを捕まえるには、場所選びと方法を心得ておく必要があります。

クワガタがいる場所

・クヌギ、ミズナラ、ハルニレ、ヤナギなどの樹木の樹液が出ているところ
・上記の周辺
・日中は、樹木のウロ(空洞になっているところ)や、朽木・倒木等の陰に隠れている

※マツ(松)やヒバなどの針葉樹にクワガタはいません。

クワガタを捕獲する方法

・朽木や倒木の裏、樹木のウロなどを探す
・樹液の出ているエサ場を探す
・樹木を揺らして落とす

※日中より早朝の方が見つけやすいです。

樹木の見分け方・選び方

初心者にはミズナラが見分けやすい

クワガタは、広葉樹の樹液が出ているところをエサ場として集まってきます。

基本的に夜行性ですので、早朝の方が出会える確率が高いでしょう。

集まってくる樹種は、クヌギ、コナラ、ミズナラ、ハルニレ、ヤナギなどですが、素人でもすぐに判別が付く樹種は、ミズナラとヤナギでしょうか。

これがミズナラです。このギザギザの葉っぱは身近な公園などでもお目にかかっているのではないでしょうか。

樹皮は、このように深いシワが無数に刻まれています。

エサ場(樹液)が確認できなくても、とりあえず幹を足でドンっと蹴ってみると、ボトボトと虫たちが落ちてきます。

カナブンやクワガタなど大型の昆虫でしたら、ガサッ!と着地した音がしますので、地面を探してみましょう。

ミズナラの木では、ミヤマクワガタ、コクワガタなどに出会えます。

河川敷のヤナギは目視で

河川敷のヤナギの場合には、下草が深いことも多く、まずは目視でクワガタを探した方が良いです。やみくもに樹木を揺らしても、地面に落ちると探しづらくなってしまいます。

ヤナギは背の低い場所にも枝を張っていますので、手が届く範囲にクワガタが止まっているケースも多いです。

ヤナギの木では、ノコギリクワガタやアカアシクワガタに多く出会うことができます。

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