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藤丸デパートが危ない!4期連続赤字から起死回生なるか。老舗百貨店に危機


帯広市内にある老舗デパート「藤丸百貨店」の衰退ぶりが目立つと話題になっています。

多くの百貨店が苦戦する中、藤丸百貨店(藤丸デパート)は、どうなるのでしょうか?

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全国で苦戦する百貨店業界

全国的にデパートの衰退が顕著になったのは1990年代とか2000年代あたりでしょうか。

郊外型のショッピングモールが人気となったり、巨大電気店や家具店、紳士服店などジャンルに特化して高品質を安価に提供する専門店が増えてきました。

そしてインターネットの普及で人々の購買行動は大きく変わりました。

いくつものデパート・百貨店が閉店・撤退する中、藤丸百貨店は、よく残ってきたものだという見方もできるかもしれません。

<藤丸デパート昭和57年開店の様子>

藤丸百貨店_減資により生き残りへ

藤丸百貨店は2019年4月、資本金を9,000万円から5,000万円に減資しました。

この減資により中小企業法で定める中小企業の扱いとなり、中小企業向けの助成制度や税制優遇措置などを受けられるようにするのが狙いといいます。

藤丸百貨店は、1992年のピーク時に145憶円あった売上が2018年には59億円余と半分以下に落ち込み4期連続の赤字となっています。
<藤丸百貨店のFacebookページ>

藤丸デパートはなぜ衰退したのか?

藤丸百貨店(藤丸デパート)に限ったことではありませんが、北海道内でも東急ハンズが人気だったり、大丸デパートの高級路線が支持されたり、元気な百貨店はあります。

しかし、札幌駅市中心部はともかくも、地方都市では明るいニュースは聞かれません。

インターネットのクチコミより

インターネット上の「まちBBS」の帯広の話題のスレッドには、下記のような意見が寄せられています。

833 名前: なまら名無し 投稿日: 2019/05/22(水)
なぜ藤丸ってあんなにも衰退したのだろうか
昔は藤丸が繁盛していたなんて今では考えられないのだが

837 名前: なまら名無し 投稿日: 2019/05/22(水)
>>833
・百貨店嗜好なので物は良いが高い
・子供を遊ばせておく所が無い
・駐車場狭い
・その駐車場も上り坂途中に料金所がある不便な作り
・周りの駐車場も高い
・テナント料高いから、出て行ったっきり新規出店が無く目新しさが皆無
・飲食店街の選択肢が蕎麦屋と喫茶店しか無い
・催事のローテーションが遅い
・地下食品店も昼のピークで燃え尽きているので15時位に行くと何も無いし
品出しもしていない、ただ閉店時間を待っている感じ

時代の流れなんだろうけど社長が今の代になって商売っ気無くしている
集客に博打掛ける危険な事しないで惰性で営業している感じ。
少々高くとも良いものをって消費者はハピオに流れている。
バイヤーの力量も下がってるのだろうし、ネットで何でも買える今に
乗り遅れたんでしょう。

839 名前: なまら名無し 投稿日: 2019/05/22(水) 20:38:29

基本的に百貨店はイオンのような安価販売で集客する複合型商業施設と違って
催事等で集客して惰性で高価な物を買って頂くというスタイルなんですよ。

なんで、東京とか大阪の本州や札幌の大きい所なんかはテナント料を安くしたり
設備等の負担を百貨店側で持ったりと、出店側とWinWinの関係なんですよ。

ところが藤丸は出展料+売上げ何%の符合制で利益挙げようとしますからね。
売れれば支払いが大きくなり価格設定を上げる、すると売れない。
負の連鎖になってしまってますね。

最近では、他の売り場との互換を考えずに高価な陶器の販売や着物・婦人服
ばかり、食の物産展と言いつつイートインで出てくるのはカップ麺

一番出費が大きく他の購買に消極的な消費者層である学生服販売に2ヶ月割いたりマンガ展と称し原画を何十万で販売したりと。
迷走を続ける限り再起は無いでしょう。

引用/まちBBS

報道によると、かつて主力商品だった衣料品の依存脱却に取り組み、地場食品の販売強化を行っているとのこと。

歴史があり地元に愛されてきた老舗百貨店だけに、なんとか起死回生を図ってほしいと願うばかりです。

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