3月といえば北海道では冬でもない春でもない、とても中途半端な季節。
平均気温は、札幌で0.6度。日中に雪は融けだして道路はグチャグチャになっても、夜になるとガチガチに凍ったり・・・。
こんな時期に、観光なんて?
いいえ、この時期だからこそ、意外な良いところもあるのです。
この記事では、札幌在住の筆者が、3月の札幌おすすめ観光スタイルをご提案します。
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冬遊び体験2つからチョイス
寒さも北海道の観光資源とはいえ、寒いのはやっぱり苦手、という人には、3月に雪を楽しむのが良いでしょう。
郊外に行くと、ポカポカ陽気の日でも十分な雪が残っています。これがとても気持ちいいんです!
札幌芸術の森野外美術館 かんじきウォーク(札幌市南区)

画像出典たびらい北海道
冬期休館中の野外美術館「札幌芸術の森」を無料開放。雪をかぶった彫刻たち、時折目の前を通り過ぎるエゾリスの姿・・・スノーシューとはちょっと違う伝統的な「かんじき」をはいて自由に散策を楽しむことができます。2019年は、1月5日(土)~3月10日(日)まで実施中。
■札幌芸術の森
住所 札幌市南区芸術の森2丁目75番地
アクセス 地下鉄真駒内駅からバス15分
公式サイト
アクセスガイド
北海道開拓の村 冬の生活体験(札幌市厚別区)

画像出典/たびらい北海道
明治・大正・昭和初期のころ、厳寒の北海道の冬を過ごすために人々は様々な工夫を凝らしてきました。「北海道開拓の村」では、その当時の代表的な生活用具を実際に身に付けたり、使ったりすることができます。木製のソリや竹スキーなどで当時の遊びを体験することもできます。2019年は1月5日~3月中旬まで実施しています。
■北海道開拓の村
住所 北海道札幌市厚別区厚別町小野幌50-1
アクセス JR新札幌駅(地下鉄新さっぽろ駅)からバス15分
公式サイト
アクセスガイド
グルメスポット2か所からチョイス
ホテルの朝食も良いですが、市街地のビジネスホテルにお泊りなら、朝からホテルを飛び出して、朝と昼を兼用で、市場で食事してみませんか?
ちょっとビールや日本酒も一緒にいただいたら、幸福感が最高潮になること間違いなし。
札幌市中央卸売市場 場外市場(札幌市中央区)
メイン通りを挟んで約60軒もの物販店と飲食店が軒を連ねる「札幌市中央卸売市場」の「場外市場」。海鮮丼を食べられる店は10軒以上あります。市場ですからおすすめの時間帯は午前中。一番品揃えが良いのは午前8時頃とのこと。
朝の早い時間帯から営業しているので、朝食として訪れるのが良いでしょう。
■札幌中央卸売市場 場外市場
住所 北海道札幌市中央区北11条西21丁目2-3
地下鉄東西線「二十四軒駅」5番出口から徒歩7分
JR桑園駅から徒歩9分
二条市場&狸小路商店街(札幌市中央区)

画像出典/ぐるたび
「二条市場」は、札幌の中心部から近いのが魅力。ススキノ交差点からも徒歩8分。狸小路商店街とは目と鼻の先です。
「二条市場」周辺の地元密着店を探すもよし、狸小路に戻ってお土産を購入するのも良し、すすきのが近くなので、昼飲みできるお店だってあります。

画像出典/中ようこそさっぽろ
狸小路商店街は、東西約1kmにわたって約200店が軒を連ね、アーケードに守られているので天候に関係なく楽しめる商店街。
狸小路の西側の方や、または、ちょっとだけアーケードの外に出ると、ススキノとは違った落ち着きのある飲み屋さんがいたるところにあって、良いものです。筆者は、狸小路6丁目や7丁目の自由な雰囲気が大好きです。
狸小路7丁目のエモさ pic.twitter.com/viuoyelETc
— kumadakuma (@K_kumada_) 2019年1月28日
【KOPITIAM (コピティアム)】
🗾北海道札幌市中央区南3条西7丁目5
(狸小路7丁目)💰平均予算:2500~3000円
💬狸小路にあるシンガポール料理屋。テラス席や店の内装がもはや札幌ではなく完全にシンガポール。異国風な店内で食べる本格シンガポール料理は絶品。#狸小路ディナー #狸小路グルメ pic.twitter.com/FbAX0ji1we
— 札幌グルメ研究所 (@Sapporo_tabeV) 2019年2月3日
■札幌二条市場
住所 北海道札幌市中央区南3条東1丁目
公式サイト
アクセスガイド
■狸小路商店街
住所 北海道札幌市中央区南2・3条西1~7丁目
公式サイト
アクセスガイド
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絶景スポット2か所からチョイス
定番の観光地もいいけど、札幌市在住の筆者がおススメするのはこの2か所。郊外に行かなくても手近なところで絶景が楽しめるのも札幌の良いところ。駅チカのホテルに泊まっていても、気軽に行き来できます。夕方には街ナカに戻ってきて、ススキノで乾杯しましょう。
大倉山ジャンプ競技場(札幌市中央区)

画像出典/中札幌大倉山展望台
あえて着目しなければ一生の間に1度も見ないで過ごしてしまうかもしれません。この巨大な構造物の迫力は、ダム好きの人も共感するでしょう。競技会が無い人でも練習風景に出会えたらラッキー。こんなところを人が飛ぶなんて!スケールの大きさに仰天。
大倉山ジャンプ台!念願のジャンプ台!オリンピックミュージアムでジャンプ体験できて、とても楽しかった!!もう1回やりたい(^^)#北海道のここがえーぞ pic.twitter.com/fNRedcpDo6
— みずたか (@mizutaka1414) 2019年2月16日
「札幌時計台」が、ガッカリ観光スポットなんて言われますが、「大倉山ジャンプ競技場」は、その逆で、期待してなかったらスゴかった!という意外性のクチコミ評判が良いスポットの1つです。
-7℃…大倉山ジャンプ台行ってきた。アクセス悪いけど行ってよかった!スタート地点の景色良くてジャンプ競技する人すげぇってなった pic.twitter.com/k52MS47OQU
— わくわくクラフトワークス (@wakuwakudriver) 2019年2月9日
■大倉山ジャンプ競技場(札幌大倉山展望台)
住所 北海道札幌市中央区宮の森1274
アクセス 地下鉄円山公園駅からバス10分下車徒歩10分
ばんけいスキー場(札幌市中央区)
スキーやスノーボードを体験したことのない人なら、この風景も新鮮に映るでしょう。実際に滑らなくても、ロッジの窓から滑り降りてくる人を眺めながらコーヒーを飲むなんて贅沢なひととき。
食事も、一般的な食事から、ワインも飲めるレストラン、ジンギスカンを食べられるところの3つがあります。こんな場所が札幌市中心部から30分程度の距離にあるなんて!
なぜか、ばんけいスキー場 https://t.co/lH4id7E1Nl … pic.twitter.com/4YJjCxOnK2
— 久保拓弥 (@KuboBook) 2017年12月30日
改めてもう1回言いますが、別にスキーやスノボをやらなくたって良いのですよ。白銀の世界を舞っているスキーヤーを眺めながら食事してお茶を飲むだけでリラックスできます。
子連れのお母さんたちなんかも、元気余っている子供たちだけ滑らせておいて、大人はロッジで盛り上がってるなんてよくある風景ですし。
ばんけいスキー場です!
人生で2回目のスノボ!
ミクさんも楽しんでそう!(?)#みくちゃ pic.twitter.com/SEVTAlFLQE— H,ナイト (@knight393939) 2018年12月20日
■さっぽろばんけいスキー場
住所 北海道札幌市中央区盤渓410
地下鉄円山公園駅からバス15分
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北海道の3月の旅行代は格安
一般的に観光には適さないと思われがちなこの季節は、旅行プランも宿泊も航空代金も安価で提供されています。
にも関わらず、雪があるのに比較的暖かいという3月は、寒さに弱い人が雪に触れるには最適な季節ともいえます。
冬期間に美味しい海産物も豊富ですから、言うことなし!
閑散期を賢く使って、北海道観光を楽しみましょう。札幌市以外の情報も順次まとめていきますので、乞うご期待~!
まとめ
記事が長くなったので、ご紹介した観光スポットをおさらいしておきましょう。
【冬遊び体験2つからチョイス】
・札幌芸術の森野外美術館 かんじきウォーク(札幌市南区)
・北海道開拓の村 冬の生活体験(札幌市厚別区)
【グルメスポット2か所からチョイス】
・札幌市中央卸売市場 場外市場(札幌市中央区)
・二条市場&狸小路商店街(札幌市中央区)
【絶景スポット2か所からチョイス】
・大倉山ジャンプ競技場(札幌市中央区)
・ばんけいスキー場(札幌市中央区)
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