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「ファンタジードーム」の名残、MEGAドンキ屋上のジェットコースターが取り壊される【苫小牧市】


現在は、「MEGAドン・キホーテ苫小牧店」として使われている建物は、かつて「苫小牧ファンタジードーム」という巨大な“全天候型の遊園地”でした。

この名残である屋上のジェットコースターがとうとう取り壊されることになりました。

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苫小牧のファンタジードームとは

長崎屋が経営母体の全天候型屋内アミューズメントパーク「ファンタジードーム」は、全国的なテーマパークブームの後半、1990年に営業開始。訪れたことのない方も「ああ、聞いたことがある」とお思いではないでしょうか。

JR苫小牧駅に直結し、延床面積39,000平方メートル、2階から4階が吹き抜け構造、ハイテクを駆使した様々なアトラクションやイベント、レストランなどを備え人気を博しましたが、次第に客足は低迷、巨額の投資を回収できずに1997年1月に閉園しました。

<1991年の「苫小牧ファンタジードーム」のテレビCM>

跡地は長崎屋が入居しましたが、2010年からは「MEGAドン・キホーテ苫小牧店」として活用されています。

バブル時代の面影残す屋上のジェットコースター跡

先ほどのツイートのように、現「MEGAドン・キホーテ苫小牧店」の屋上にはファンタジードームのローラーコースター施設が残されており、当時の面影を残していました。

しかし、このたび外装工事を行うにあたり、2019年10月ローラーコースターの撤去作業を開始、11月7日現在も作業が続けられています。

「ファンタジードーム」の創業当時、このローラーコースターは、激しいアップダウンを繰り返し突然外に飛び出すコースが人気で、順番を待つ行列ができたといいます。

このニュースを伝える2019年11月7日付け北海道新聞(苫小牧・日高地方版)では、既に透明なトンネル部分は取り外され、最終的にレールの支柱を含めほぼ全ての設備を撤去する、と伝えています。

■MEGAドン・キホーテ 苫小牧店
住所 北海道苫小牧市木場町1丁目6−1

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