エビに肉を巻く?旭川で登場した店主懇親の新メニューが売れない理由とは。海外では定番の組み合わせなのに、日本ではなぜ苦戦するのか考えてみました。(2026.03.18記)
店主渾身の新メニューが不人気という悲劇

画像出典/ライナーWEB
旭川市内の某飲食店で、ちょっと気になるメニューが登場していました。
エビの胴体に肉を巻き付けて焼いた料理。見た目は、まるで“エビが腹巻きをしている”ような一品です。
情報元は、旭川のローカル情報サイト「ライナー」 の2026年3月3日付の記事です。
正直に言うと、最初に見たときはこう思いました。
「エビと肉・・・どっちが主役なんだろう?」と。
エビのプリッとした食感と、肉のジューシーな脂。どちらも主張が強い食材です。
組み合わせとして成立するのか、少し不安になるのも無理はありません。
実際、このメニューは店主が気合を入れて開発したにもかかわらず、注文数が伸びず、次回のメニュー改定では“削除候補の筆頭”になっているのだとか。
エビと肉、海外では珍しくない組み合わせ
ただ、この料理、決して「変わり種」や「ネタ料理」というわけでもありません。
海外では、エビをベーコンで巻いて焼く料理は比較的ポピュラーで、
いわゆる“ベーコンラップシュリンプ”として親しまれています。
深夜メシ。
アナハイム住んでる時よく食べてたベーコンラップシュリンプ🥓🦐と油そうめん食う。 pic.twitter.com/5dX8IIKElX— Sincitiez (@Sincities1) September 5, 2024
脂のコクと、海鮮の旨味…この組み合わせ自体は、むしろ理にかなったものです。
なぜ日本ではウケにくいのか?
ではなぜ、この料理は旭川で苦戦しているのでしょうか。
いくつか理由が考えられます。
まず、日本の食文化は「素材の味」を大切にする傾向があります。
刺身や焼き魚のように、できるだけシンプルに味わうスタイルが好まれます。
そのため、
“エビに肉を巻く”という発想は、どうしても「やりすぎでは?」という印象を持たれやすいのかもしれません。
さらに見た目の問題もありそうです。
今回の料理は、どこかユーモラスで、少し遊び心のあるビジュアル。
言い換えれば、“本気の料理に見えにくい”側面もあります。
味ではなく、第一印象で敬遠されている可能性もありそうです。
それでも、ちょっと気になる存在
ただ、こういう料理は不思議なもので、最初は敬遠されても、後から評価されることがあります。
「意外と美味しいらしい」
「一度食べてみたい」
そんな口コミが積み重なると、一気に人気が出ることも珍しくありません。
特に最近は、見た目のインパクトや話題性が重視される時代。
“ちょっと変わっている”こと自体が価値になる場面も増えています。
もしかすると、これは“先取り”かもしれない
今はまだ、注文が伸び悩んでいるこの料理。
しかし見方を変えれば、「少し時代が早かっただけ」とも言えるのかもしれません。
「エビ」と「肉」、一見するとちぐはぐな組み合わせですが、実はちゃんと理由のある美味しさがある。
そんな料理が、これからじわじわと評価されていく可能性もあります。
まとめ
売れないメニューには、理由があります。でも同時に、“可能性”もあります。
今回のエビの腹巻きのような一皿は、単なる失敗作ではなく、
「食文化の変化の途中にある料理」なのかもしれません。
旭川発のこの挑戦。次に見かけたときは、少しだけ勇気を出して注文してみるのも面白そうです。
ちなみに今回の事件の現場は、旭川市の「アブリーノ」という焼き鳥屋さんでした。
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