2020年10月に駅名標が盗まれた宗谷線の「北比布駅」と「南比布駅」が、駅名標が見つからぬまま2021年3月12日で廃止されます。
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2021年3月12日で廃止が決まっている宗谷線の「北比布駅」と「南比布駅」。
最後の日となる3月12日(金)には、比布町民限定で、さよならイベントが開催されます。
それにしても残念なのが、2020年10月に発生した盗難事件。
南比布駅と北比布駅で、駅名標が盗まれたのです。
比布町では、両駅が廃止された後に、駅名標を譲り受け、貴重な資料として町郷土資料館に展示する予定でした。
今も、誰かの手元で保管されているはずです。持って行かれた方には、役場やJRの施設などに、こっそり戻しておかれることを期待します。
「北比布駅」と「南比布駅」は、昭和30年12月、比布駅と蘭留駅の中間駅の仮乗降場として開業、33年に簡易待合所が建てられました。
昭和34年11月には常設駅化され、通勤・通学や農産物の輸送などに活躍しました。
しかし、乗降客の減少とJR北海道の厳しい経営環境の中で、廃止が決定され、66年の歴史に幕を降ろします。
なお、両駅の簡易待合所は、廃駅後に、ぴっぷスキー場などに移設され、再利用されるとのことです。
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