持ち帰り弁当の「HottoMotto(ほっともっと)」を展開する株式会社プレナス(本社:福岡市)が、2019年8月9日、全国の直営店約190店舗を9月以降に閉店すると発表し波紋を呼んでいます。
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9日の発表によると、人手不足による人件費高騰で店舗の運営が厳しく、不採算店を中心に全国190店の直営店を閉店するとのことです。
「ほっともっと」は、直営店と加盟店があり、全2,731店舗のうち911店舗が直営店となっています。
(株)プレナスでは、直営店の加盟店化を進めてきましたが、採算が取れない店舗では、加盟店化が難しいと判断したようです。
「食べログ」で検索すると北海道内の「HottoMotto」は、137店舗あるようです。
オーナーが独立している加盟店は、当面心配なさそうですが、直営店であまり繁盛していなさそうなところは要注意。
日ごろから利用している方にとっては、閉店すると大きな痛手ですね。
「ウチの近所のHottoMottoは大丈夫かしら?」今からどんどん利用しはじめて間に合うものでもなさそうですが、2019年9月以降、気をもむ日々が続きそうです。
ちなみに、食べログをさらっと見てみても、クチコミ投稿が1件もない店舗が19件もあります。
もちろん不採算店とはイコールではありませんが、クチコミ件数が少ないことは利用者の母数が少ないということも影響しているのではないでしょうか。
【食べログ投稿が0件の店舗】
ほっともっと登別中央店、屯田6条店、函館戸倉店、函館旭店、旭川旭神店、旭川春光店、旭川末広一条店、旭川4条25丁目店、旭川神居3条店、旭川緑町店、室蘭駅前店、江別白樺通り店、名寄店、篠路4条店、北斗東浜店、旭川東光店、旭川せせらぎ通店、函館時任店、釧路桂店
株式会社プレナスは、もともと「ほっかほっか亭」の九州本部を運営していた(株)タイヨーが全身ですが、東日本本部を吸収したことで、「ほっかほっか亭」のおよそ三分の二を占めるまでに成長しました。
しかし、「ほっかほっか亭」総本部との対立から、2008、店舗ごと「ほっかほっか亭」から離脱し、「HottoMotto」ブランドを立ち上げました。
このとき、「HottoMotto」約2,000店、「ほっかほっか亭」約1,500店でしたが、2009年には2,332店舗まで拡大し、当時業界1位だった「かまどや」を抜いてトップに躍り出ました。
なお、2019年7月末現在では2,731店舗となっています。
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