髪の毛の聖地として巡礼対象の観光地と化している北海道の「増毛町」。この増毛町から、養毛剤が発売されているという情報をつかみ、リサーチしてみました。
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増毛町は、江戸末期には北方警備の拠点となり、明治期には港湾、鉄道の整備が行われました。その後も豊富な水産資源に恵まれ特にニシン漁で栄えました。
このことから、増毛町には歴史遺産が多く国指定の文化財や造り酒屋などの観光資源が充実し、高倉健主演の映画「駅 STATION(ステーション)」の舞台にもなりました。
一方で、観光入込客数は、ここ10年で2割以上増加し、増毛町では水産業や酒造業などと連動させた観光に力を入れています。
毎年5月に開催されている「増毛春の味まつり(旧増毛えび地酒まつり」では、増毛町の海産物とともに国稀酒造の限定酒が味わえることから大人気となっています。
無料の試飲も豊富で、酒好きにはたまらないイベントです。
ちなみに、増毛町という町名の由来は、アイヌ語で「かもめの多いところ」という意味の「マシュキニ」又は「マシュケ」が転じたものであるといわれています。
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北海道民には当たり前に読める「増毛(ましけ)」でも、なじみのない方にとっては「増毛(ぞうもう)」としか読めません。
しかし、この読み違えにより、髪の毛の量に悩む男性たちから「希望の地」として聖地化しているのです。
「小樽市と余市群赤井川村の境にある『毛無峠』から増毛町を見下ろすと髪が生えてくる!」という都市伝説も生まれましたが、小樽から増毛が見えるかといえば、おそらく遠すぎて見えないのではないでしょうか。
それはさておき、今は廃線となったJRの「増毛駅」と書かれた切符やの入場券は、薄毛対策のお守りとして多くの人の心をわしづかみにし、これを求めて増毛へやってくる人が絶えません。
増毛町では、JR留萌線の一部廃線に伴う増毛駅廃止の跡も、駅舎を改築して観光資源として残しています。
<ツイッターより~旧増毛駅舎の改築が「髪対応」と大歓迎>
この増毛町役場の決断にはネット上でも「髪(神)対応だ!」と話題になりました。
さらに、増毛町商工会では、増毛町の伏流水を使った養毛剤まで開発してしまったというから驚きです。
養毛成分としてはカバアナタケエキスが成分として示されていますが、神頼みしたいくらいの気持ちの薄毛男子にとっては、この商品の価値は、何よりも「増毛産」ということにあるでしょう。
画像出典増毛町商工会
観光資源も豊富な増毛町ですから、お酒やぶどう狩りついでに、気軽に「増毛町の願い」を入手する旅、なんて楽しいかもしれませんよ。
「増毛町の願い」、薄毛で悩む男性の救世主となるか?その効果はいかに?!
■スカルプヘアローション「増毛町の願い」
100ml 税込み価格1,000円
【成分】
水・BG・カバアナタケエキス・グルコシルヘスペリジン・ジラウロイルグルタミン酸リシンNa・フェノキシエタノール・メチルパラベン
【販売元】
増毛町商工会
北海道増毛郡増毛町稲葉町1丁目
TEL 0164-53-2319
FAX 0164-53-3093
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