釧路管内釧路町の「食肉工房よしやす」ブランドから髭のおじさんがパッケージに描かれた「のっさんカレー」が発売されています。さて、この髭のおじさんは誰なのでしょう?(2022.02.13 記)
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釧路管内釧路町の「食肉工房よしやす」ブランドからクレイジーケンバンドのギタリスト小野瀬雅生監修のレトルトカレー「のっさんカレー」が発売されています。
<クレイジーケンバンド公式ツイッターより>
商品は、食肉工房よしやすネットショップで購入することができます。「ラーメン虎」もからんでいるようで、ミステリアスな商品ですね。辛さ控えめで昭和の家庭の味をイメージしたのだとか。
ネットショップでは特製カレースパイスとのセット販売がオススメ。好みの味に調整して楽しみましょう。
リンク:食肉工房よしやすネットショップ
パッケージに描かれた髭のおじさんは誰?最初は誰もがそう思うでしょう。
この人こそ、この商品を監修したという人物。クレイジーケンバンドのギタリストの小野瀬雅生さんです。
小野瀬さんは食通としても知られ、オフィシャルブログは、音楽活動はもとより、時期によっては食べ歩き日記で埋め尽くされていることもあるほど。
2022年2月13日付け北海道新聞(釧路・根室版)によると、「食肉工房よしやす」の代表取締役である前義幸さんが、友人から小野瀬さんを紹介されたことがきっかけで、小野瀬さんから新商品の共同開発を提案されたのだといいます。
クレイジーケンバンドの顔である横山剣さんではなく、知名度的には微妙なポジションであるギタリストの小野瀬雅生さんがパッケージというのも面白いですね。
「このおじさんは誰?」から始まる興味が、商品にあらたな価値を吹き込んでくれそうです。
「よしやす」ブランドで釧路民にはすっかりおなじみとなった「(有)兼芳新潟屋 前商店」は、どんな会社なのでしょうか。
そこには、倒産しかけた実家の商店を引き継いだ代表取締役である前義幸さんのサクセスストーリーがありました。
地酒専門店や地元スーパーのほか、フリーターとしても様々な職業を経験した前義幸さんが実家に戻ってきたとき、実家の商店は、倒産寸前の状態でした。
義幸さんがはじめた焼肉配送サービスが軌道に乗り始めたところ、取引先が倒産。その会社を吸収する形で立ち上げたのが「食肉工房よしやす」(2009年)でした。
2015年には、「よしやす豚まん」を商品化、コロナ禍の2020年にはレトルトの「よしやすカレー」が大ヒット。
Youtubeにはたくさんの動画が公開されていて、単に商品の紹介だけではなく、料理の提案がバラエティ要素満載で楽しめます。
静止画で見たときは、いわゆる“オラオラ系”かな?と思っていた前義幸さんは、意外にも超にこやかで親しみやすい男性。その風貌は、どことなく大富豪の前澤友作氏にどことなく似ています。
【参照】
●理念のもと挑戦と戦略でコロナに立ち向かう (有)兼芳新潟屋 前商店 代表取締役 前 義幸氏(北海道)(2021.09.13)(DOYU NET / 中小企業家同友会全国協議会)
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