旭川事業高校の生徒らが、三笠市内に廃車となって放置されていた1967年(昭和42年)製のトヨペットコロナ(RT40型)の復元作業に取り組んでいます。
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<Youtube動画「旭川実業高等学校 公式Channel」より>
旭川実業高校自動車科では、三笠市の会社が所有し長年屋外で放置されていた1967年(昭和42年)製「トヨペット コロナ(RT40型)」の復元作業に挑んでいます。
この頃の自動車は、エンジンや配管などが電子制御されておらず基本を学ぶ教材として適しています。
また、道内では、整備士の確保に苦労する整備工場が多く、業界では人材確保が課題となっているようです。
1967製コロナは、三笠市の会社の敷地内に長年放置されていたもの。ボディをはじめとしてサビがひどくエンジンも動きません。
旭川実業高校では、この車両を譲り受け、旭川トヨペット㈱全面協力のもとレストアにチャレンジします。
2020年11月6日(金)には、寄贈式が行われ、同校の実習工場に搬入されました。
この話題は、2020年11月17日付け北海道新聞(岩見沢・南空知版)および11月11日付け北海道新聞電子版に掲載され、合わせて動画でも紹介されました。
<北海道新聞のツイート(動画)>
旭川実業高校自動車科の教育課程に復元科目がないため、1~3年生の有志が放課後などに作業をするのだそうです。
ただ、エンジンは動かない状態のため、全て解体して組みなおす必要があり、2年ほどかけて運転可能な状態を目指すとのことです。
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