「まるで秘密の地下道?」と「北海道ファンマガジン」にも取り上げられたことのある、北海道庁地下通路。
北海道庁の本庁舎、北海道庁別館、かでる2・7、道庁赤れんが庁舎、道議会庁舎を結ぶ秘密基地のような謎の地下迷路なのです。
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まず、北海道庁の本庁舎と別館は道路を隔てているので、地上では横断歩道を渡らなくてはアクセスできず、職員の方々が行き来するのに不便です。
そういう意味では、地下通路は日常的に実務上も必要度が高い通路ですね。
この本庁舎と別館をつなぐ通路には、このようなエスカレーターホールがあります。まるで地下要塞です。
本庁舎と道議会庁舎への通路の入り口には「一般の方は通行できません」と表示されていますが、同時に「食堂と理髪店の利用は可能」と付記されていますので、単にむやみに通らないで、という程度のものなのでしょう。
先に進むと、「道議会食堂」がありました。なかなかレア度の高い食堂です。
「かでる2・7(北海道立道民活動センター)」へ通じる地下道は、やや豪華。1991年開館と比較的新しい施設であるため、地下通路の中では一番新しい通路なのでしょう。
「かでる2・7」が、生涯学習やアイヌ関連、女性や福祉関連の事務局や各種会議・集会等に使われる文化施設であることもあり、なんとなく(?)文化の香り高いデザインとなっていますね。
ここは、やや距離があるようで、吸い込まれそうです。
道庁赤れんが庁舎への通路は「関係者以外立ち入り禁止」の表示がありました。観光客の方々がこぞって使い始めると収集がつなかくなるというのが理由かもしれません。
これら地下通路は、夜は閉鎖されているようです。通路の途中で取り残されないよう、節度のある利用が求められますね。
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