偶然目にしたこのFacebookの投稿記事。「赤平メニュー制覇部!作ろうかな。結構本気」という言葉で締めくくられています。
写真は、「珍来」というお店の味噌もやしラーメン。
この記事を見たあと、赤平市の飲食店を次々とネット検索することとなった筆者。いったい、何がそうさせたのでしょうか。
記事を書いたのは、赤平市地域おこし協力隊の「ヒデ隊員」という方(平成28年着任の近藤英樹さんと思われます)。赤平市をPRや振興に携わる仕事柄、次々と食べ歩きレポートをしています。
どれもが大衆的な、ラーメン、天丼、カレーライス、蕎麦などですが、やはり日本人の血が流れていれば思わずお腹がグーと鳴ってしまいます。
筆者は直感的に「カツラーメンがあるはず」と思い、「珍来」さんの食べログを見てみました。ありました、ありました、トンカツラーメン900円。
改めて、赤平市地域おこし協力隊のFacebookを見ていくと、なんと、2017年12月1日(金)~2018年1月31日(水)に「カツラーメンスタンプラリー」が行われていたではありませんか!
画像出典中あかびら商店街通信WEB
ヒデ隊員が食べたと思われるカツラーメンの数々!
そして「珍来」さん。
赤平のご当地グルメがなぜ「カツラーメン」なのかは分かりません。しかし、旧産炭地には、隣町の芦別市の「ガタタン」や、歌志内市の「なんこ鍋」のように、“温かくて栄養価が高いもの”という発想のグルメが多いように思います。
筆者が住む札幌市の隣りまち「江別市」でも、「カツラーメン」が多いようですが、北海道内には共通の傾向があるのでしょうか。
【関連】「江別市民ブロガーズ」より
旧産炭地の赤平市といえば、他の産炭地同様、衰退の一途というイメージが強いですが、地域おこし協力隊の方の情報発信によりまちの元気な一面が見えてきますね。
2017年12月には、「赤平駅前食堂」が新規オープンという明るいニュースもあったようです。
近年、よく話題にのぼるのは、タレント鈴井貴之さんの赤平移住でしょうか。赤平市出身の鈴井さんは、創作活動に集中するために、ふるさとである赤平市に広大な土地を購入し、現在、森を“開拓中”だとか。
赤平市は、1980年に2万人以上あった人口が、2010年には、12,000人まで減少しており、当然高齢化も深刻のようですが、前述のお2人のような広告塔が現れると、地域の皆さんの努力の成果がふわっと前進していくような空気になりますね。
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