2019年12月8日(日)に放送されたテレビ朝日系列のテレビ番組「ナニコレ珍百景」に、北海道小樽市が登場しました。
取り上げられたのは、「郵便番号はあるのに住民不在の謎の町」。
この記事では、テレビ画面をご覧いただきながら、その放送内容をご紹介します。
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ここは、坂のまち小樽市。ここに「郵便番号はあるのに住民不在の謎の町」があるというのです。
その町の中は「旭町」。まずは地元の人にインタビューを試みます。
「旭町の場所を知っていますか?」しかし、還ってくる言葉は「わかんない」「聞いたことない」というもの。
Googleマップには、しっかりと記載されていますね。
郵便番号まである町名なのに、地元の人たちが知らないとはいったいどういうことなのでしょうか。
謎に包まれた「旭町」は、どんなところなのか?そして、住民はいるのか、いないのか?興味がそそられます。
さっそく現地に向かった取材班ですが、小樽商科大学の近くから「旭町」に行く道は、既に冬期間の通行止めになっており、別ルートから現地を目指します。
関係者に聞いたところ、もともと国有林だった現地は「旭山」と呼ばれていましたが、市へ管理が変わった際に「旭町」と命名されたとのこと。
その管理者を明示した看板には、間違いなく「小樽市旭町」と記載されています。
まるで同局の人気テレビ番組「ぽつんと一軒家」のような展開に、スタジオは一瞬どよめきます。しかし・・・
どうやら一般住宅ではないようです。
この建物は、植樹用の苗木を植える施設で、今は誰も使っていないらしいことが分かりました。
ここまで住民がいる気配すらありません。それどころか、かつて人が暮らしていたと思われる痕跡すらないのです。
もし、誰も住んでいないとしたら、どうして郵便番号まで存在するのでしょうか。
ここで、地元の有識者の登場です。
「郵便番号が作られたときに、存在する町名に機械的に番号が振られただけじゃないでしょうか」・・・なるほど。
ここで、珍百景に登録されるかどうか、スタジオで審査員の判断です。全員がボタンを押すと珍百景に登録!
だ、誰も押さない(苦笑)。全員苦笑いです。
もし、人が住んでいたとしたら、「珍百景」じゃなくて「ぽつんと一軒家」で取り上げますよね。
結果は、アレでしたが、北海道民としては、十分に楽しめた企画でした。
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