北海道帯広市にある「おびひろ動物園」が2019年4月にはじめたツイッターの投稿がきっかけで、同園の「エゾタヌキ」が人気を集めていると2019年6月18日付け北海道新聞(帯広・十勝版)が報じています。
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エゾタヌキは、北海道内の森林や沢地などにごく普通に生息していますが、目鼻立ちがはっきりしているアライグマに比べて、どことなく地味なため、これまでなかなか人気者にはなれませんでした。
ところが、「おびひろ動物園」のツイッターに投稿された愛らしい写真や動画には合計で12万件以上の「いいね」が寄せられるなどエゾタヌキ人気に火が付いたのです。
現在、おびひろ動物園のツイートの約3割近くがタヌキ関連。おびひろ動物園では、人気が続くエゾタヌキの飼育環境改善のため、今年の8月頃にも広い獣舎に移転させる予定とか。
エゾタヌキは、ネコ目イヌ科タヌキ属に属するタヌキの日本産亜種。
昼間は巣穴で過ごし、主に夜間に行動します。
雑食性で、ミミズ、昆虫、カエル、ザリガニなどの小動物のほか、果実や木の実なども採食しています。
「おびひろ動物園」は、1963年(昭和38年)に北海道で2番目の動物園として開館。北海道内の動物園でゾウを飼育しているのは、札幌の円山動物園と、おびひろ動物園だけです。
コンパクトながら園内の植物園と帯広監獄跡とともに家族連れやカップルに人気があります。
著名な動物園と比較すると混雑していないので、のんびり楽しめます。野生のリスにも出会えるとか。
■おびひろ動物園
住所 北海道帯広市字緑ヶ丘2
電話 0155-24-2437
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