1970年代、日本は空前のUFOブーム。テレビ番組「木曜スペシャル」などで特集され、日本テレビのディレクターだった矢追純一氏は、UFO研究家として独自の活動をはじめます。「UFOと宇宙」という専門誌も発行されていました。
これは、単なるブームだったのでしょうか。ブームに引っ張られる形で見間違え情報が氾濫したのでは?という考察は十分に成り立ちますが、逆にUFO飛来数が多かったために、このようなブームになったとの説明も成り立ちます。
北海道においても、様々な目撃例があり、中でも1974年の砂原町(現在は森町と合併)での目撃例が有名です。近年の目撃例はほとんど話題にのぼることはなく、「やはりブームに乗せられていただけなのか?」などと揶揄されがちです。
しかし、真実はまだ誰にも分かりません。今後、科学が発展し、いつか事実が明らかになる日まで、これらの記憶・記録は、しっかり語り継いでいきたいものです。(2025.07.16記)
2018年4月22日付、北海道新聞折込の「日曜navi」に、北海道森町の砂原地区のUFO目撃騒動について掲載されていました。
この記事で、取材に応じたのは、砂原商工会長の岩井光雄氏、副会長の新谷春勝氏、川村光夫氏とのこと。
記事では、騒動があったのは、1974年夏。当時の砂原町では、夕方になるとほぼ毎日、不思議な発行体が目撃されていたとか。
参照:北海道新聞の日曜版(2018年4月22日)にUFO関連の特集記事/砂原町事件を振り返る
この目撃例は、約3か月ほどにわたって、目撃・撮影され続けた事例として、「「1974年砂原町事件」と呼ばれいてるそうです。
矢追純一氏の著書によると、1974年8月10日頃、最初に目撃した小学生が森署砂原駐在所にかけこみ、次々と押し掛けた消防署員や付近住民によっても、目撃されたといいます。
当時の新聞記事を掲載しているブログがありました。
「Quora」に、こんな投稿がありました。
1974年、札幌から函館にツーリングで訪れた高校生4人が、立待ち岬で数機のUFOを目撃。翌日に大沼公園の湖畔でテントを張って寝ていたところ、夜中にジェットエンジンのような大きな音がしたあと、テントの外に人の気配を感じたとたんに金縛りにあったとのこと。しかし、朝起きると投稿者と他の3人とは記憶が異なっていました。異変に気付いた投稿者を含む2人が残る2人を起こそうとしていたところ、頭を殴られたみたいなショックを受けて気を失ったという事実投稿者は知ります。
この証言者は、1974年の砂原町事件を知らずに道南エリアに旅に出て、事件のことは後で知ったとのことです。
参照:Quora
2018年夏、UHB(北海道文化放送)のニュース番組でも、森町砂原地区のUFO目撃事件が取り上げられたようです。
2018年7月25日「みんなのテレビ」の5時12分からのニュースで放送された模様。その後 2018年8月4日(土) に Yahoo!ニュースで配信され大きな話題となったようです。
参照:北海道森町 UFO目撃続く町はどこ?なぜ理由が気になる…動画他
約6500人が同時にUFOを目撃したとされる事件です。
当時「約40年前」と紹介されているので、この目撃事件は1978年前後ということになります。(先述の北海道新聞の記事で紹介されている1974年の事件と同一のものなのか判然としません)
テレビ番組放送当時の森町の木村浩二副町長がインタビューに答え、「回転灯みたいなものが、ピコーンピコーンとまわりながら移動していくんですよね」と証言しています。
また、町をあげての騒ぎとなったことから「関係機関が自衛隊、航空機、海保とかいろんなところに問い合わせたが、飛行している記録はなかった」ということです。
参照:40年前から続く北海道森町での“UFO“目撃談、住民「見飽きた」
<2013年12月14日 北海道森町の砂原地区で撮影されたUFO>
カメラは動かしていないとのことです。発行体が不規則に動いていることが分かります。
<20190816北海道森町上空雲の切れ間に出現した謎の飛翔体>
日中の目撃例は、見間違えの多い夜間の発行体とは異なる説得力を持っていますね。
<2024年4月30日 エックス(当時はツイッター)への投稿>
※撮影者には見えていたかもしれません、動画では、ちょっと、確認しづらいです。
昔から、道南エリアは、UFOの目撃情報が多いことで知られています。目撃情報が多かった時代は、空前のUFOブームでしたから、ブームに乗じて見間違えが多く発生した可能性は多いにあります。しかし、実際、この時代に多く飛来していたと仮定すれば、目撃例の多さは説明がつくと思います。
単にブームが引き起こした見間違えで済ませずに、いつか真実が明らかになる日を期待して、語り継いでいきたいものです。
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